車窓の広告にちょっとしたお楽しみを
4年間通ったアートスクールへの通学バスの車窓から外を眺めている時にDaniel Disselkoenが思いついた「通学・通勤時間をちょっとした喜びで満たす」アイデア“Man-eater”。
車窓に“Man-eater”のステッカーを貼るだけの簡単な仕掛け。バスが進むにつれ“Man-eater”が通り過ぎる人の頭をどんどん食べていく。前の座席の後ろに貼り付けたステッカーで「ゲームは2区間。レベル1は3人。うまくいかなかったら次のバス停からまた始めよう」と軽くゲーム性を規定しているのも、行動させる「ツボ」をうまく突いているのでは無いか(勿論、プレイヤーは何もコントロールできないのですが)。
電車やバスの車窓にはベタベタと多くの広告ステッカーが貼ってあるけど「ちょっとしたお楽しみ時間を提供する」ことや「車窓から見える風景と一体的に表現を開発する」といった趣向を取り入れてみても面白いのでは無いか。