Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

アラスカの小さな町にTaco Bellを。


都会に住む人たちにとってチェーン店の料理に大きな有り難みは感じ無いけど、都会から遠く離れた小さな町に暮らす人々にとっては特別だ。よって、チェーン店であっても、そんな場所に「わざわざ」料理を届けると結構な美談になる。
その美談をDoritos Locos Tacosなる新商品のプロモーションとすべく、7月1日、Taco Bellはアラスカの小さな町“Bethel”に暮らす6,000人の人たちにDoritos Locos Tacosを届けた。しかも、Tacos 10,000食分の食材を積んだトラックをヘリで宙づりにするという相当ドラマチックな方法で、だ。というのも、この小さな町に行くには川を下るか飛ぶか2つの方法しか無いそうだ。
ほとんどの人が食べたことないTaco Bellが空からやって来るのだから、町の人のテンションが相当上がったことはビデオからも見て取れる。

田舎の小さな町の人々に「楽しみ」を提供すると称してプロモーションするという企画は、過去にもTropicana,Philips,Sonyなどが採用している。
今の時代の支援は単発じゃ無くて継続が求められている。いい話だとは思うけど、単発だと「売る為に利用した」感じが残るので、続ければもっと素晴らしいと思います。