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世界初“Tweet Race”



Citroenによると、世界初の“Tweet Race”なる試みがニューモデル“DS5”のプロモーションとして11/17にオランダで行われる。“Tweet Race”とはオランダのTV&Radioパーソナリティ“Froukje de Both”が運転するDS5をファンがTweet(#ds5race)でナビゲーションするという趣向。ちなみに“Race”と言うからには他の車と競争しているのかなと思いきや、そうではない。オランダのAmersfoortを出発するDS5を「楽しく刺激的なドライブができる方向へ導いてくれ」というものだ。そして、タイムリミットまでの全てのTweetから最も役に立ったTweetにドライバーがRetweetする。そして、RetweetされたファンにはDS5がプレゼントされるという仕組みだ。当日は、車中にカメラを仕込み、一部始終がFacebookページで中継される。
少し異なるけど“Tweet Race”なる仕掛けは過去にもあった。今年のスーパーボールの際に、4台の車各々をファンのTweetをエネルギーにして動かし、スタジアムまでどのメルセデスが最も速く到着するのか、というレースキャンペーンをメルセデスが実施した(こちら)。メルセデスの時もそうだったけど「ドライバーが誰か?共感できるか?」というのにかなり重要だと思います。20年程前、FM802(大阪)が「ファンキーカマロ」なるオープンカーを大阪中で走らせ、行く先々でイベントやったり番組やったり、発見したナンバープレートと車種をオンエアで発表して、番組に電話してきたらプレゼントをあげる...というキャンペーンをやっていてかなり盛り上がった記憶があるんだけど、あの時代にTwitterがあったら、もっと凄いことになっていたと思います。