紙にぐるぐる円を描き続けるとフェルメールのできあがり
この「真珠の耳飾りの少女」(フェルメール)や「セルフポートレイト」(ゴッホ)をよく見ると、紙の中心から円を描きつつ、その線の太さと細さの調整によって生まれた凄い作品であることが分る。これら全てはFaber Castellで描かれており、「太い線から細い線まで思いのままに描けるよ!」とおっしゃっているわけだ。
こういったアート作品をペンやボールペンで描いて驚きを誘うという手口はもはやペン・ブランドの常套手段となっており、BICやSharpieなんかも熱心に取り組んでいた。よって「普通に描くだけ」ではダメなので、この「円状」に描く方法論が採用されたんだと思うんだけど、確かに、リアルさだけでない「味」がありますね。