Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

踊り狂う人にも効果的にブランドを刷り込む


クラバーたちにブランドを売り込みたいって思うことはよくあるけど、みんなが激しく踊り狂っている中でどうやってブランドに注目を集めるか、というのはかなりの悩み所。でも、Heinekenが試みた“Starvision”なら彼らの遊びの世界の中に自然と足を踏み入れることができそうだ。踊りに来ている人に複雑な参加の仕組みを要求するのはダメだけど、Starvisionはとてもシンプル。友人や自分の写真にメッセージを添えてTweet(またはemail)するだけだ。すると、ビデオディスプレイに写真やメッセージがクラブチックにアレンジされたデザインで表示される。スポーツスタジアムでオーロラビジョンに自分たちの姿が抜かれる様子に注目するのと同じように、例え踊り狂っていてもビデオディスプレイに注目せざるを得ないし、映れば更に盛り上がるって仕組みだ。
以前ならドリンクを配るとか、ロゴを掲出するとか、気の利いた映像を流すとか、できることも期待効果もかなり限定的だったけど、スマートフォンがあればクラブシーンもかなり有力なプロモーションの場ですね。