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高い失業率の国で仕事を見つける方法



失業率14.5%を超えるアイルランドで仕事を探すことはかなり難しい。8ヶ月前、オーストラリアでの出稼ぎから戻ったFeilim Mac An Iomaireは、いっこうに仕事にありつけず、失業手当で凌ぐ日々を送っていたが、業を煮やして思い切った作戦に踏み切った。その作戦とは、自らを“Jobless Paddy”(仕事が無いアイルランド人)と名乗り、2000ユーロを費やして南ダブリンの交通量が多いMerrion Roadにデカデカと屋外広告を掲出することだ。遠くにNYCやシドニートロント、ロンドンを見ながら"Save me from emigration."(私を出稼ぎから救ってくれ!)とある。彼はどうしてもアイルランドで、マーケティング関係の職を見つけたいようだ。屋外広告の掲出と同時にFacebookページやTwitterアカウントも準備し、待つこと数日、幾つかの魅力的なオファーが届き、現在吟味している最中とのこと。
世界中どこでも職探しには苦労しているようです。昨年夏に紹介したクリエーティブ系学生たちのソーシャルメディアを使った就職活動にも驚いたけど、“Jobless Paddy”にも驚きです。日本にも就職活動でかなりの秘術を駆使しなければならない時代がやって来そうです。