Fun表現の難しさ

バンクーバーの路上に巨大なシリアルのオブジェとHONDA CIVICをディスプレイし、“Drive is Fun Again”とある。つまり、巨大シリアルがパッケージからこぼれ落ちる様子が“Fun”であり、それがCIVICのドライビング感覚と同じだとおっしゃっているんだけど、この“Fun”というのが絶妙だと思う。決して「ゲラゲラ」とか「クスッ」とか笑かすような類の話ではなく、なんか「ほのぼの」楽しいという感じだ。「巨大」につきものの安直感もあまり感じないし、個人的にはこのチューニングが絶妙ではないかと思う。「振り切る」より数倍難しそうだし、最近、振り切られすぎたことによる疲れもあるので、逆にこの辺が心地よいです。