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Dieselの米国いじり


2/3のエントリーでご紹介したバカの島、勇気の国“Diesel Island”の建国の物語がリリースされた。これによると、「そう遠くない昔に50人のパイオニアが家族や仕事を投げ出し、夢とキャッシュを鞄に詰め込んで島にやってきた」「ネイティブを殺して島を征服しようと思ったけど、彼らのモラルが高く、また武器の価格も高いので諦めて、現金で決着をつけた」「おそらくDieselがかなり支払ったのでDiesel Islandと名づけられた」「3本のジーンズを貼り合わせて創ったフラッグを掲げ、人種統合のシンボルとした」「他国が所有する土地であったが、軍隊に見つからなかったので、その隙に独立宣言した」「共産主義も資本主義もない主義を持たない国」「グループシャワーで水を節約」「移民防止の為に歩いて渡れる低い壁をつくった」「セクシャルスキャンダルに巻き込まれている人をプレジデントとして選んだ」。また、ちらっと映り込んだ地図によると、島はカリブ海に位置するようだ。
ネイティブを殺して…、フラッグ、移民防止の壁、スキャンダラスなプレジデントなど、全体的に米国を揶揄するような話が多い。米国って自負している役割なんかとは正反対につくづく「いじられ役」だと思う。こういう風に言われて面白がる米国人も少なくないと思うし、僕の知っている西欧人も米国のこの手の話は嫌いでないし、米国のバカ話の出版物が多いことから、「米国いじり」は米国や西欧市場攻略の1つのセオリーかも、と思う。