Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

バカの島








地球上どこかの海に浮かぶ無人の島。それが今度のDieselのキャンペーンの舞台だ。その名を“Diesel Island”と呼び、Land of Freeを模した“Land of the Stupid, Home of the Brave”(バカの島、勇気の国)とのキャッチフレーズが付けられている。これは、かねてから展開中の“Be Stupid”キャンペーンの進化形。ステートメントによると、戦争も汚染も腐敗もない、共産主義でも資本主義でもない、バカな行動を一切制限しない場を求めて立ち上げられた国であり、メイクラブという代替えエネルギーを活用し、住みたい人は誰も拒まない不法移民放題で、島に暮らす男子が軍隊であり、彼らの武器は枕。そして、近隣の国からWifiを無断で借用するらしく、バカの島に相応しい内容となっている。島のパーティに招待するキャンペーンとか、ありそうだけど今の所はそんな情報は無いです。
バカかスマートか。バカには○○があって、スマートには○○がない。逆ポジションの人からの嫌悪も織り込みながら単純な「二項対立」で煽っていくキャンペーンはさすがにイメージの定着が早い。自民党郵政民営化キャンペーンを思い出します。