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あなたの友達の飲みすぎサインはどれ?




ハイネケンは若者向けに過度の飲酒を慎むよう呼びかけるキャンペーン“Know The Signs”(飲み過ぎの分岐点となる兆候を知ろう)をスタートした。ハイネケンが行ったグローバル調査によると、人は飲みすぎると「泣く=Crier」「戦闘的になる=Fighter」「寝る=Sleeper」「自慢話を始める=Exhibinist」「人を触りまくる=Groper」「陽気になって踊りだす=Flirt」「ふらふらして怪我をする=Stumbler」の7パターンのどれかになり、周りの人に迷惑をかけるそうだ。
そこで、Facebook向けのアプリケーションとして“Tag of Shame”をリリース。上の7つのパターンで写真加工ツールを提供し、友達の写真を加工してフィードすることにより、飲み過ぎの兆候についての会話を誘発しようという試み。試しに「飲むと戦闘的になる」アンソニーの写真(上)をつくってみたが、簡単操作でオモシロ写真ができ、友達とのコミュニケーションが楽しくなること請け合いなし。
このブログでも最近、XBOXOffice Maxの例を紹介したが、Facebookにアーカイブしている写真を加工して楽しむアプリが増えつつあり、今後この流れは一定期間続いて行きそうな気配。
また、ハイネケンFacebookアプリだけでなく、3本のヴァイラルビデオもリリースしており、上がその内の1本で陽気になって踊りだす=Flirt」編。その他にも「戦闘的になる=Fighter」編と「ふらふらして怪我をする=Stumbler」編がある。ヴァイラルトラッカーによると、リリース1週間で750,000視聴・260コメントを記録し、絶好調の模様。
更に、ハイネケンはキャンペーンサイト“Know The Signs”を立ち上げている。あたかも実際のバーをライブ中継しているかのような映像が画面全体に広がり、上の7パターンの人間がバー空間の中に潜んでいるという仕掛け。7人各々のパターンの物語が準備されており、これも相当良くできている。(サイトに入る際に年齢確認があります)
日本のアルコール飲料メーカーが販促目的以外の取組に対してそれほど積極的でないのに対して、ハイネケンは流石です。