Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

AR賞金ハンター


賞金50,000ドルをスマートフォンに取り込んだ男をARでキャッチすると半額の25,000ドルが手に入る。そして、25,000ドルをゲットした女をARでキャッチすると半額の12,500ドルが手に入る。街の住人がハンターとなり、街全体をフィールドとしたこんなゲームを1週間に渡って実施すると、50,000ドルはどの程度分散するのか? このゲームを編み出したのはMiami Ad School Europeの学生たち。そして、この企画に乗ったのはRay-Banだ。賞金をハントする際のスマートフォンの画面がRay-Banのサングラスになっている。
Greeの「怪盗ロワイヤル」に似た感じのゲームですが、現金がかかっているというのが参加意欲を掻き立てます。スマートフォンの普及で「イベント業」は随分変質しそうですね。

世の旦那方は妊婦の気持ちをもっと理解すべきだ



種を宿したとわかるやいなや、男が新しい女を求めて彷徨い歩くのを防ぐ為に、妊娠の兆候がすぐに表面化しないよう女の身体はつくられていると、とある文化人類学者がおっしゃっていた。人間というのは、他の種に比べて子育て期間が異常に長く、夫の協力無しでは子供を一人前に育て上げることが困難であるからというのがその理由のようだ。ということは、妊娠中の女性が本能的に最も不安に思うことの1つは「夫の浮気」ということになる(たぶん)。
そういう理由で取り組んだかどうかはわからないが、妊婦の苦労を夫にわかってもらおうとベルギーのNutriciaなるベビーフードメーカーが夫婦で一対になって使用するiPhone App.をリリースした。これにより、夫は妻の身体や心がどういう状況にあり、どんなケアをすべきか、リアルタイムでわかることになる。このアプリもいいんだけど、もっと面白いのが夫が妊婦状態を疑似体験できるスペシャルスーツ。これを身につければ、赤ん坊がお腹の中でキックしたり、妊婦が感じる温かい衝撃のようなものを体験することができるようだ。イベントでは、このスーツを身につけて起きあがったり、掃除する苦労を男性に体験してもらっている。
絶対に体験できないことを無理矢理にでも疑似体験させるという発想が画期的。間違いなく2人の愛は深まると思います。夫婦間やカップル間のいざこざの理由の1つに「異性」の気持ちを理解できないというのがありますが、それを疑似体験させる装置やアプリがあれば、結婚促進・離婚防止につながるかもしれません。

人間の支配欲は上へ上へ


サウジアラビアの富豪、ワリード・ビンタラール王子の投資会社キングダム・ホールディングが120億ポンド(1.6兆円)を出資し、地上275階・1.6kmの巨大ビルを建設すると発表したことが話題になっているけど、その高さがいかほどのかピンと来ませんでしたが、これでやっとわかりました。Empire State Buildingが子供のようです。エレベーターで最上階にたどり着くのに12分かかるそうです。