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Campaign, more than anything

熱狂的ファンを大切にするBMW



旧式の車を大切に乗り続けている人に時々出くわす。故障しようが、綻びが目立とうが可愛くて仕方がないといった感じだ。そして、BMWにもそんな熱狂的なファンが多く存在する。そんな人たちは「新車」をなかなか購入してくれないわけだから、BMWにとっては実利的には薄いかも知れないが、ブランド価値を支える重要な人たちであるということで“Bimmer Stories”なるキャンペーンが立ち上がっている(bimmer=BMWファン)。その第一弾としてリリースされたのが“A Perfect Match”なるロス在住のクレイジーなbimmerであるJackが主人公のショートフィルム。あまりにも老朽化してしまったBMW1602から新しい車に乗り換えるべく、中古車屋を転々とするものの、やはり愛車にかなうものは無く、最後は修理屋に行ってしまうという物語だ。
ソーシャルメディアで共感を纏った情報がどんどん拡がっていく時代は、このJackのようなファンが益々ブランドの宝物になってくる。というような理由から、このプロジェクトが始まったかどうかは知りませんが。