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Campaign, more than anything

音楽との新しい出会い方


自分の好きなロケーション...都市,ZIP-code,たとえそれが無人島であれ...入力すると、そのエリアの音楽トレンドランキングを反映したPLAYLISTを提案してくれるというApp"MusicMap"。

Philips Headphoneのプロモーションツール。このAppと商品がどうリンクしているのかはわからないけど、音楽との新しい出会い方として面白いかも。

村上隆、新作のコンセプトを語る。


村上隆は大震災以降、様々な自然災害を乗り越えて生き続けてきた日本美術を探求し、絵巻物や屏風といったストーリーテリングの手法に辿り着き、アニメ文化と融合させ、西洋が生み出した現代美術の中に取り入れた...その作品展が現在"Gagosian Gallery"(NYC)で1月17日まで開催されている"In the Land of the Dead, Stepping on the Tail of a Rainbow"。

そのゲートには56トン!の山門が配置されている。

これは金剛力士像をイメージしているのだろうか。

村上隆、語る。

引き付けられるアートには引き付けられる文脈がある。

全ての人にケツはある。全てのケツに歴史がある。


今、アメリカで最も人気があり、成功率が高いと言われているダイエットサービス"Weight Watchers"。"Weight Watchers"は脂肪・繊維・カロリーによって、全ての食べ物をポイントで割り当てる、ポイントプログラムが基本となっており、現在の体重と目標体重によって、1日に消費するポイントが割り当てられる(与えられたポイントの範囲内で、好きなものを効果的に食べることができる)。例えば、野菜ピザ1切れは5pt、パンは4pt、サラダは0pt、バニラアイスは4pt。週末には成果を検討するのミーティングに参加する。
この"Weight Watchers"のTVCM"Butt"(ケツ)。

1人の女性のケツの歴史を辿る物語。ケツは肥満を示す象徴であり、全ての(肥満の人の)ケツには(肥満の)物語がある。ダイエットでケツに目をつけたこと、それを下衆くなく、しっとりと描くというのが面白い。

ホームレスピープルをクリスマスツリーにすれば見て見ぬふりはできない


ホームレスの人々にとって今の季節は辛く、凍死することさえある。しかし、クリスマスに浮かれる人々の目にはホームレスピープルの姿など入らない。いや、見て見ぬふりをする。ならば、無理矢理にでも目に入れてしまえ! というのがロンドンの支援団体"ADOT.COM"の企画"Lights"。"ADOT.COM"によると、この冬のクリスマス、93,000人の人が路上で過ごすことになるようだ。

ホームレスピープル自身にクリスマスツリーにすべく、ツリー装飾用の電球をつけてしまうという凄いアイデア。実際にロンドンの街中で電球つけているホームレスピープルは数少ないとは思うけど、見て見ぬふりをしていることを強烈に突きつけることで良心に働きかけ、寄付につなげる効果はあるのではないか。

2020年のクリスマスはこんな感じになるのか?


2014年、センセーショナルな活躍をしたVR HMD"Oculus Rift"。近い将来、世界がこの魔法のテクノロジーに席巻され、家族と一緒ではなく、個々人がヴァーチャル・クリスマスを楽しむ時代が到来するかも知れない。その時、交換するプレゼントが"Oculus Gift"だ。
"Oculus Gift"とは"Oculus Rift"用の映像ソフトのプレゼント。北極旅行やジェットスキー、コンサートといった体験型のプレゼントからLAPTOP PCのようなモノのプレゼントもある。

ビデオを作成したのはRethink Communications。人の好奇心の大部分はこのテクノロジーに吸収され、それは人を益々怠惰にし、肥満が溢れる...そんな未来に対して警鐘を鳴らしているのでしょうか。

プロジェクション・ネックレス


女性へのプレゼントとしてアクセサリーは定番だけど、近い将来、それは"モノ"ではなく"プロジェクション"になるかも知れない。panGeneratorが開発中の"Neclumi"は女性の首元にネックレスをプロジェクションするという趣向。現在は"picoprojector"でプロジェクションし、iPhone Appでネックレスの形状や動きを選択する形式。単なるプロジェクションなら人の動きにネックレスのイメージがついていかないが、ビデオによると、人の動きを認識し、視点や人の動作がプロジェクションに反映される仕組みになっている。

現在、実用化に向けて、より小型のウェアラブルプロジェクターの開発に取り組んでいるようだ。照明の状況に左右されるのと高級イメージはつくれそうにないので、クラブとか薄暗いスノッブな遊びの場なら、ありそうな感じです。
プロジェクターが小型化すれば、2014年話題になったOMOTE(浅井宣通 / Adobe)のようにメイクのプロジェクションも可能になるかもです。