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ユダヤ人の悲劇の歴史を語る素敵なインターフェース


19世紀〜20世紀にかけてのユダヤ人の悲劇的な歴史をテーマとした"Jewish Museum"(ポーランド)には、その継承されるべき物語を語るに相応しいインターフェースがある。
panGeneratorによって開発されたこの"Macrofilm"なる展示装置がそれ。来館者はまず引き出しから、関心のあるテーマの札を選び、スリットに差し込む(RIFDで認識)。すると、目の前の巻物にも似たディスプレイに物語が現れ、手元のホイールを回すとディスプレイ上で物語が進行するという仕組み。

このフォルムに惹かれます。

建築新発想。フレキシブルな構造体のホテル


ビルという巨大な構造物で"フレキシビリティ"と言えば精々、間仕切りが...とかいう程度だと思うんだけど、OVA studio(香港)が設計中のホテル"HIVE-INN"は、部屋そのものをフレキシブルに組み替えできるという画期的な仕組みだ。
構造がグリッドになっており、建造物のトップに設置されたクレーンでコンテナをスロットインするという斬新な発想。コンテナは中古で安上がり且つサステナブルという訳だ。





コンテナの外観を広告媒体、内部ショールームに。ホテル+部屋貸し+広告で収益を上げるという考え方。コンテナという性質上、こんなに素敵なブランドが広告を出すとは思えませんが...。一見するとディスカウントストア的な外観です。


堅牢性とか、不安な部分もありますが、発想が好き。是非宿泊してみたいという気がします。