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Campaign, more than anything

アウディが「自動駐車場出し入れシステム」を開発


現在、Las Vegasで開催中のCES2013で発表されたAudiの“Piloted Parking”。スマートフォンAppsで自動車をコントロールし、駐車場ゲートの手前からの出し入れが可能になる。

昨年、Google Street View画像撮影用の無人車両がカリフォルニア州ネバダ州で走行許可されたことと合わせて、子供の頃観た“Knight Rider”の人工知能搭載車両“K.I.T.T.”が現実化することを予感させます。
GoogleのSelf-Driving Carテスト走行ビデオ

‘Youm’。折り曲げ自在のディスプレイ。


現在、Las Vegasで開催中のCES2013で自由に折り曲がる変幻自在のスマートフォンが近い将来誕生することを予見させる技術がサムスンから発表された。‘Youm’と呼ばれるこのOLEDディスプレイはフィルムのようにペラペラで、折り曲げ自在。薄い・軽い・壊れない...がウリだ。
サムスンのSan Jose(SVP)がカンファレンスで‘Youm’を活用したスマートフォンのプロトタイプによる興味深いデモを披露してくれている。単に端末が薄くなるだけでなく、エッジ部分を使った表示のアイデアなどが面白い。

響めきと拍手喝采。今年もCESの主役は日本メーカーではなくサムスンのようです。

「ガチ」で宇宙へ旅するキャンペーン


Pepsiや7Elevenなど、宇宙旅行招待キャンペーンというのはこれまでにもあった。しかし、実際に「宇宙に行った」という話は聞いたことが無い。例えばPepsiの場合は実際は宇宙旅行と1000万円ほどの現金の二択になっていて、宇宙旅行できる環境が整備されるまで待てずに現金を選択した人がかなり多いのでは無いかと思う。
しかし、今回LYNX(AXE)が立ち上げた“The Apollo Space Academy”はそういった逃げ道の無い「ガチ」の宇宙招待のようだ。
そして、プロジェクトの発表には、その本気度をアピールするかのようにアポロ11号でNeilArmstrongと共に月面着陸したBuzz Aldrinを担ぎ出している。

世界60カ国で展開されるこのキャンペーンには、基本的にはいかなる人でもエントリーできる。まず第一関門はキャンペーンサイトでのエントリー後、自分が宇宙飛行士として相応しいことを友人の投票によって証明しなければならない(宇宙旅行とはあまり関係ないですが)。

その後、Top200がNational Challenge(各国別)に参加し、フィジカル・メンタル両面のテストを受け、Top4が Orlandoで開催されるSpace Campに参加。ビデオを観る限りかなり本格的なトレーニングだ。でも、この程度はクリアしないと宇宙空間には行けないんだろう。

このSpace Campが最終審査で、上位22名が選ばれ、宇宙を旅することになる。旅行の雰囲気は以下のような感じ。勿論、これはCGだ。宇宙を旅する飛行機はXCOR Aerospace製で、オペレーションはSpace Expedition Curacaoが担当する。

何故、LYNX(AXE)がこんなことをするかというと、新商品“LYNX Apollo”のプロモーションとのこと。キャンペーンのスケールが商品への期待を物語っています。新商品のTVCMはこちら。

宇宙には浪漫を感じるけど本気で行きたいという人がどれだけ居るんでしょうか?現金やモノとの二択にしない所にLYNXの心意気を感じるけど、どういう結末になるか注意深く見守りたいと思います。

飲み過ぎ防止「氷」


MITのパーティで酔いつぶれた研究生“Dhairya Dand”がもう二度と同じ過ちを犯さないように不思議なIce-Cubeを発明した。しかし、“Ice-Cube”と名づけられてはいるが、これは氷ではない。LEDライト、加速度センサー、トランスレシーバー、バッテリーをゼリーと共にウォータープルーフのキューブにセットしたモノだ。
これをパーティ会場で飲むドリンクに入れると、ビートに反応して点滅し、飲む量と飲むスピードに応じて危険度を知らせてくれる。緑の点滅から始まり、オレンジ、そして赤になるとかなり危険だ。それでも飲むのを辞めない場合は、仲の良い友人にアラートメールが送信される仕組みになっている。

これで問題が改善される人はかなり理性的な人に限られる思いますが、発想が面白いし、プロトタイプ化するまでのスピードがとても速いのが驚きです(昨年11月23日に酔いつぶれ、このビデオがリリースされたのが1月4日)。