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Linux 20周年


1991年にヘルシンキ大学在学中だったリーナス・トーバルズが個人で開発を開始したオープンソースのOS“Linux”が20周年を迎え、その軌跡を紹介するヴァイラルビデオをリリースした。今では、サーバーは勿論、LinuxベースのAndroidもシェアを伸ばしており、残るはデスクトップコンピュータのみという所まで勢力を拡大している。
当時は技術を囲い込むというのが当然の発想だっただけに、世界中の技術者が協働作業でソフトウェアを進化させていく発想に激しく未来を感じたことを記憶しています。それから、今もそうですが、当時もブランドの顔であるロゴマークやマスコットは普遍であるべき、という考え方が支配的である中、Linuxのマスコットである「ペンギン」を個々のサービス提供者が好きなようにアレンジして使うという定跡破りにも驚きました。Googleは機会に応じてロゴマークをアレンジする数少ない企業の1つですが、この柔軟な発想の拡散はこれからかも知れません。