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ホームレスワールドカップ



Nike,Vodafone,UEFAがサポートする“The Homeless World Cup”なる世界中のホームレスフットボーラーが参加する大会が第8回目の開催を迎える。この大会は2003年のオーストリアを皮切りに毎年行われ、今年はリオデジャネイロコパカバーナに特設される5000人収容ストリートサッカーピッチで9/19〜26まで開催される。第1回大会はわずか18カ国であった参加国が今年は64カ国となり、年々その規模を拡大している。今年は、パレスチナからもチームが参加するようで、“In spite of wall, we will play”(壁があったって、僕たちはボールを蹴る)が掛け声になっているようだ(写真上)。また、“The Homeless World Cup”は、Nikeの“Game Changer Program”(社会貢献活動)の一環として位置づけられており、既に参加プレーヤーの70%の生活を向上させるという成果をあげているようだ。
昔、ニュースでちらっと見かけた小さな大会がこんなに立派になっているとは全く知らなかった。こういう大会に参加するというモチベーションが人を元気づけ、覚醒させることにつながるし、それが社会を良くしていくことに繋がる。スポーツブランドとしては絶好の社会貢献プログラムだと思う。