Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

男心を上手くとらえたが...


「全部見えてしまってはつまらい。見えるか見えないかというぐらいが丁度いい」−よく殿方の会話の中に登場するフレーズである。
この企画、そんな男心をうまくついている。10日間に渡り、カーテン越しのシルエットで1人の女性のプライベートライフを公開。その間、話題は日に日に高まる。そして10日後、下着姿の女性が登場し、待ちこがれた殿方達の歓声が沸くやいなや、再びカーテンを閉じる。そこには、frenchartofloving.comという文字が。「ええっ、ここまで引っ張って、それだけ?」
この企画は、Aubadeという仏の女性下着メーカーの仕掛けで、新しく開設したWebサイトへの誘引を図る目的で実施されたが、果たしてどれだけの女性が注目していたかは不明。男性から女性へのプレゼントやレコメンド狙いなら相当な高等戦術だが、WebサイトはAubadeが志向する女性的なフレンチアートの世界観。うーん。真実は如何に。