アカデミー賞における多様性
1月18日のマーティン・ルーサー・キング Jr.デーに、スパイク・リーが昨年に続いてアカデミー賞ボイコットを宣言しました。理由は、演技関係のノミネーション(20人)が、2年連続で全て白人だったから。
スパイク・リー以外にも、ウィル・スミスの嫁で女優のジェイダ・ピンケット・スミスや元NBAのマジック・ジョンソンが、強く失望を表明しています。
これって一部の意見なのかなと思ったら、アカデミー賞が、いかに多様性のないアワードであるかを表すインフォグラフィクスが公開されています。
オスカーの主要部門において、アジアン、ヒスパニック、アフリカンアメリカンがいかに少ないかを示しています。
だからといって、来年からいきなり、ヒスパニックやアフリカンアメリカンのノミネーションが増えたら、これはこれでフェアかどうか微妙な感じになる。スポーツにおける採点競技なんかでも、いつも問題になるけど、人間からバイアスを完全に取り去ることは難しいのかも知れない。そうなったら人工知能の出番なのかな...などと思った次第です。
(via VARIETY , FAST COMPANY)