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人生の残り時間を表示するウェアラブルデバイス Quitbit

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Quitbit。人気ウェアラブルデバイス"Fitbit"に名前は似ているけどその機能は全く違う。Quitbitは、あなたの人生の残り時間を表示するウェアラブルデバイスであり、その時間が間もなく終わろうかという時、アラームが鳴り響く。そして、あなたは死ぬ準備をする。家族との時間を楽しんだり、お世話になった人々に挨拶したり...。しかし、自分の死期を宣告されることになるので、かなり身に着ける勇気が必要なウェアラブルデバイスだ。

このビデオではスポークスパーソンが実しやかにその機能を語っているが、勿論、Quitbitは架空のウェアラブルデバイスだ。このビデオをリリースしたのは"Mount Pleasant Group"。トロントに10の共同墓地、4つの火葬場、14の霊廟を所有する企業で、ここ数年"The Art of Saying Goodbye"なる死に方の大切さを訴えるキャンペーンを展開しており、Quitbitはそのメッセージを強調するためのフェイクデバイスという訳だ。

葬儀会社とか墓地運営会社とか、日本でも広告を目にするけど、こんなにSF的で手の込んだことするのは見たことないです。まだまだ広告界の可能性もあるなぁと思う次第です。