骨伝導で音楽を聴くテーブル
南アフリカのとあるKFCには、いくつかの特殊なテーブルがセットされている。そのテーブルの天板には派手な画が描かれており、まずはその画の中の音楽再生ボタンに触れる。次に、所定の位置に両肘を置き、手のひらを耳に当てる。すると...音楽が聴こえてくる。肘を離せば音は聴こえない。何、それ?
"KFC Sound Bite"と名づけられたこの企画は、まるでマジックのようだけど、テーブルに描かれた再生ボタンなどの絵柄は通電するインキで描かれており、テーブル自体に音楽を再生する機能が装備されている。そして、その音は表に出ず、肘から骨を通って耳へと伝わる。所謂、骨伝導ってやつだ (たぶん)。
因みに音楽は南アフリカの新鋭バンドが提供している。
骨伝導...こんな不思議な聴き方がプロモーションで採用されるなんて。原始的ながら新しく感じる。