GEのIot的バーベキューマシン
テキサスはBBQ発祥の地だ。そんなこともあってか、GEがSXSWで"BBQを科学する"って感じのプログラムを披露している。"BBQ Research Center"と題されたエリアは3/14-16の期間、コンベンションセンター付近にオープンしている。その目玉は高さ3.6mのBBQスモーカー(肉焼き機)。このスモーカーには5種類のセンサーが装備されており、内部の温度・湿度や焼けるスピードなどを測定。例えば、新しい薪をくべただけでも内部の状態は変わるけど、そういった細かな変化も見逃さず、絶妙の焼き加減・柔らかさのバーベキューに仕上げてくれる。勿論、人力はゼロだ。また、スモーカー内部の模様はブースに設置されたディスプレイに中継されているようだ。
また、バーベキューやバナナプリンやコールスローを食べたときの脳波の変化を測定したり、科学のチカラを使ったバーベキューフレーバーのアイスクリームが提供された。
CNBCによるレポート。
GEはIot分野・ビッグデータ分野での存在感を強化する狙いだと思うんですが、やり方が重厚長大企業らしくない、SXSWテイストで良いです。昨年もIBMがWATSONを使ったコグニティブコンピューティングで料理をつくり提供するフードトラックを出展していましたが、食べ物って手っ取り早く人を引き付けるんですね。