3Dプリントで811個のカンヌ金賞、194個のOne Show銀賞トロフィを造って歴史上最強を名乗るエージェンシー

Cannes Lions, One Show といったアワードのトロフィを幾つ持っているか?...広告業界ではエージェンシーのグレードを計るシンプルな指標になっており、トロフィが新たな仕事を呼び込むという側面もある。
よって、賞を獲りやすい作品を創る...といった風潮があっても可笑しくなく、そういった傾向を皮肉っているのか(あるいは常連受賞者への羨みか)、カナダのReThinkなるエージェンシーが3Dプリントでトロフィを大量生産している。

Cannes Gold Lionsのトロフィ811個、194個のSilver One Showのトロフィを造って、オフィスにトロフィが溢れていますが、この図がシュール過ぎて面白い。

挙げ句の果ては、Canadian Agency of the year受賞, Loerie Award(South African Agency of the year...何で南アフリカ!)受賞, そしてオチは史上初のPublicis-Omnicom Agency of the Year受賞(そんな賞実在しないし、PublicisともOmnicomとも勿論無関係)。


皮肉の意味があるとは思いますが、合計1000個以上も偽トロフィを造ってしまう面白さがそれを凌駕している感じです。