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真のスマートハウスへ〜家中どこにいても全てのデバイスをジェスチャーコントロールできる


ジェスチャー・コントロールの代名詞と言えばX-BOX Kinectですが、基本的にはカメラと赤外線でジェスチャーを認識する為、カメラの稼働範囲でしか使えない。
しかし、University of Washingtonで開発された“WiSee”なるジェスチャー・コントロールはカメラを必要しない。ただ必要なのはWiFiルータだけであり、そのルータに幾つかのアンテナをセットすることでジェスチャーによるWiFi信号の揺れを感知し、機器をコントロールすることができる。
つまり、WiFiの信号が届く範囲なら家の中どこに居てもWiFiネットワーク内の電子デバイスをコントロールできるという訳だ。

ビデオではオーディオの音量操作やキッチンで洗い物をしながらジェスチャーでTVの音量を操作したり、寒いと感じて身体をさするジェスチャーをすると電気暖炉に火を入れたり、ベッドでの読書が終わって照明を消しに行くこと無くゼスチャーで消して就寝...といった想定シーンが収められている。
“WiSee”は最大9つのジェスチャーパターン、5人のジェスチャーを認識が可能で、デバイスに応じてジェスチャーを設定することで、家中どこでもコントロールが実現する。
また一歩、「スマートハウス」に近づいたのではないでしょうか。これは実用化が待ち遠しい技術です。