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典型的な広告を装ったポスターで社会問題を啓発するフランスの渋い企画


マスカラ、車、ビキニ、ノートPC、旅行、映画...どれも典型的な広告を装っているが実はそうではない。
これらには共通のメッセージがある。“Unfortunately over 3 million people in France will keep on thinking that this is an ads”(不運なことにフランスでは300万人以上の人がこれを広告だと思い続けている)。





これはフランス国内の社会問題である「識字率」「無知無学」の啓発ポスターであり、このポスターを細部まで読んだ人に対して国家機関である“National Agency for the Fight Against Illiteracy”のWebSiteにアクセスして問題に関する知識を深め、解決に向けて協力することを署名するよう呼びかけている。
字が読める人でもパッと見で広告と判断し、通り過ぎてしまうような典型的なデザインで「識字の重要性」を再認識する機会を提供しているのがフランスらしいエスプリが効いたポスターだ。