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近い将来、人間は身体の一部を機械化するのが当たり前になる



場所はバンコク。近い将来、人間が身体の一部を機械化する世界。ファッション誌ではオシャレな機械化を紹介し、「完全に生身の人間はお断り」のお店があったり、猫などの動物でさえ機械化する。機械化しない人間は居場所を失い、生活は苦しくなる。そして、生活の至る所にはARが仕込まれている。

これは、Stephan Zlotescuによりディレクションされた“True Skin”なる短編映画。「ブレードランナー」を髣髴とさせる作品です。とんでもない高さのハイヒールとか、タトゥーやピアスなど肉体を変形させてまで追い求める人間のファッションに対する感覚というのは時に狂気のように感じる時がありますが、これはその末期的症状という感じ。そこにARが加わって「世紀末感」がハンパ無いです。