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Benetton 「世界のリーダーのキス」の次は若者の失業を焦点化


昨年、憎み合う世界のリーダーたちの衝撃的な「キスシーン」を描いた“UNHATE”キャンペーンで世間をあっと言わせたBenettonの次のテーマは“Unemployee”(失業)。前回焦点を当てた「世界各地の紛争」と共に深刻な社会問題だ。今回、Benettonが焦点を当てる失業は全世界で1億人に達すると言われている30才未満の失業で、核となるアイデアは"Unemployee of the Year"なるコンテスト。実現したいプロジェクトのアイデアunhatefoundation.orgに登録し、一般投票の末、上位100名に5000€が贈られる。また、若者たちを失業から救う為の寄付も募っている。





前回の「世界の紛争」やこれまでBenettonが取り上げていた「人種問題」等と比較すると、「30才以下の若者の失業」というテーマは同様に重大な社会問題であるものの、若干「売り」を意識したような感じがします。