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DJ気分でアスリートのシズル音をリミックスできるCoca-Colaの五輪パビリオン



五輪スポンサーのCoca-Colaがロンドンにパビリオン“Beatbox”をオープンさせた。Asif KhanとPernilla Ohrstedtによって設計・デザインされたこのパビリオンを覆うのは230枚のインタラクティブパネル。このパネルを触れるだけで床や平均台の上を駆け抜ける足音や卓球のヒッティング音、心臓の鼓動などのアスリートが発する様々なサウンドが出力され、DJ気分でリミックスが楽しめるという仕掛になっている。
これは昨年、DJのMark Robinsonが個々のアスリートを訪問の上録音した音源。様々な競技の選手にアプローチしている。

このプロジェクトはライブコンサートへと発展すると共にTVCMもリリースされた。

また、パビリオンの屋上に上るとオリンピックパークが一望できるとのこと。

更に、パビリオンの中では音楽と証明のインスタレーションが楽しめるようになっている。

Coca-Colaは一貫して、若者の五輪離れを食い止めるべく、音楽とスポーツを融合させることで若者の五輪への注目を高めることにチカラを注いできた訳だけど、これがその集大成ということになる。他のスポンサーが五輪の持つ価値を活用することに注力する中、五輪の価値も高めようとする思考は、流石ですね。
※追記:パビリオンの紹介ビデオ