Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

人間の物欲という本能を剥き出しにさせるイベント


タイ、インドネシア、豪州各地で“Intel Ultrabook Temptation”(Ultrabookの誘惑)なるイベントが開催された。「Ultrabookが欲しい」という本能をエネルギーに、ゲームにチャレンジしてUltrabookを勝ち取るという仕組みなんだけど、高価なモノだけにゲームの難易度は結構高く、かなり本能を剥き出しにしなければならない。
メルボルンでは“THE PERSUASIVE TEMPTATION”が行われた。イベント会場に準備されたのは一台のシーソーだ。3分以内に見知らぬ人に声をかけ、シーソーの片側に乗ってもらうことで、もう片側の上部に吊された鍵をゲットし、ショーケースに入ったUltrabookを取り出すというゲームだ。見知らぬ人を説得するのはかなりの勇気が必要だ。

一方、シドニーのボンディビーチでは“THE DETERMINED TEMPTATION”が行われた。こちらはアタッシュケースに入れてビーチに埋められた10機のUltrabookを探す「宝探しゲーム」だ。また、Ultrabook以外の賞品やただの「ガラクタ」なんかも含まれている。金属探知機使って探すのが楽しそうだ。

バンコクは“THE POWERFUL TEMPTATION”。ゲームセンターのパンチングゲームを応用し強烈なパンチをヒットさせると、Ultrabookが入ったショーケースのロックが解除され、Ultrabookがプレゼントされるという仕組み。

ジャカルタでは“THE DARING TEMPTATION”が行われた。Ultrabookが入ったショーケースに白々しく取り付けられたハンマー。「欲しい」という本能のままにハンマーでガラスを割ればプレゼントという仕掛け。卑しい心を持った奴が得をするような仕組みだ。

同じくジャカルタでは“THE EXCITED TEMPTATION”が行われた。ステージ上でクレージーに踊ればUltrabookをプレゼントするという仕掛け。

特にタイやインドネシアってまだまだ生活水準が低い国だから、Ultrabookを手に入れる為に必死になるのも無理は無い。逆にインテルが「Ultrabookをくれてやるから馬鹿になれ!」と言っているようで、独裁者に見えてくるな(一歩間違うと)。