欧州選手権のダークサイド

フットボールファンなら誰もが今年の夏にウクライナとポーランドで開催される“EURO 2012”を楽しみにしているだろう。しかし、その開催の裏には野良猫・犬が大量処分されているという事実があるという。いわばこれは世界中からの観光客を受け入れる為の「清掃活動」だ。

この事実を糾弾しているのはドイツの非営利団体。ウクライナの街角に、蹴ると犬の鳴き声がするボールを放置し、啓蒙活動を推進している。フットボールと犬猫処分問題を結びつけるナイスアイデアだ。
「世界陸上大阪」の直前に大阪市が長居公園のホームレスを追い出したことを思い出した。大阪もウクライナも似たもの同士だ。