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雑誌のおまけに刃物


今や雑誌の販促に「おまけ」は欠かせない存在になっているけど、ポーチやバッグがほとんどで、まさか「キッチンナイフ」のような刃物を「おまけ」にすること等、どちらの編集部も思いついてもやらないだろうと思う。しかし、イタリアで100万部発行しいる週刊誌“OGGI”は最新号で4本のキッチンナイフピザスライサーをセットした。これは、2007年にペルージャで起きた留学生ルームメイト殺人事件で一審有罪判決となったAmanda Knoxとそのボーイフレンドが逆転無罪となったことを受けて、かねてからAmanda Knox支持を表明していた“OGGI”が、その犯行の道具となったキッチンナイフを「おまけ」として採用した訳だ(表紙の涙している女性がAmanda Knox)。
「おまけ」を読者サービスとしてではなく、主義主張の為に使うというのが「メディアらしい」感じがします。