サンプリングベンダー・アドボード
街角で女子たちがガムやジュースを配るサンプリングという仕掛けの有り難みが激減しているということは以前にも書いたことがあるけど、このサンプリングの仕掛けはちょっといい感じがする。屋外メディアの“JCDecaux”がシドニーとメルボルンで仕掛けた「サンプリングベンダー・アドボード」はアドボードに記されたモバイルナンバーをテキストメッセージングするだけで、National Foodsのヨーグルトが手に入るというものだ。
例えば、このモバイルナンバーを「どこで発見しなけれはならない」とか「当たり付き」等、ゲーム性を上乗せすることも難しく無さそうだ。勿論、街角で女子が配るより数は少ないけど、有り難みは倍増だろう。数か、数が少なくても有り難みか? という問題だけど、よっぽど美味しく無い限り、数だけ追求しても「次」がないわけで(そもそも「よっぽど美味しい」と有り難みはある)、個人的にはサンプリングは「有り難み重視」で行くべきでは無いかと思う。