Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

欧米人のユーモアのセンス


メルボルンの街角にadidasのドデカボックスを設置。ドデカボックスの中には人が入っていて、小窓から道行く人に左足のシューズのみを手渡していく。そのシューズをメルボルンに新オープンしたadidasショップに持って行くと右足のシューズがもらえるという仕掛け。これは、adidasショップのオープニングプロモーションなんだけど、何とも気前のいいやり方だ。
昔、外資系の会社が主催し、日本企業が参加するとある説明会の冒頭で、外人講師がみんなの前でいきなりネクタイはずして(みんなにもはずすよう促して)「さぁ、気楽に行きましょう!」と笑顔と共に呼びかけたことが強く印象に残ってるんだけど、このユーモア溢れるオープンの挨拶もそんなセンスの延長線上にあると思う。派手な広告もいいけど、こういうアプローチが地元の人との心理的距離をグーンと縮めてくれると思うので、感覚的に見習いたい所です。