Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

地味な機能を広告で派手に



極端にリスクを嫌う人が「負の連鎖」発想をして、周囲の人をうんざりさせるケースがあるけど、「ものづくり」という視点では時としてそれが魅力に変わる。というような視点でつくられたのがこの東芝ラップトップ及びLED-TVのTVCMだ。ラップトップを落下や打撃からデータを保護する機能が無いばかりに発電所でトラブルを起こし、全米で停電が起こった為に腐った牛乳を飲む羽目になった人がゾンビになり...というわけで「Satellite(製品名)にそれを搭載しろ!」となる。また、TVにLANケーブルを繋ごうとして届かなかったことが発端となり、全米のネットワークが故障し、衛星そしてカーナビにまで影響し、事故が多発する...というわけで「Wi-fiをビルトインしろ!」となる。
日本では生真面目な東芝もそれでは米国で戦えないとユーモアのある所を見せてくれています。全てにそうである必要はないけど、日本でもユーモアな側面を見せてくれてもいいのに。普段は真面目でも、時々メチャオモロイ奴ってのはクラスで人気もあったし、ここ一番の信頼もあったと思うんですが。