Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

最近気になる5つの「いいね!」CM


最近気になったCM5本をまとめてみました。
Heineken Light“The Snakeskin Jacket”

蛇皮ジャケットを着た怪しい男が場違いな場所に現れた後、沖に停められた船で行われている「闘蛇イベント」に参加するというお話。“There’re some things best saved for the right occasion. But then they make those occasions a little righter. It’s like inside every snakeskin jacket there’s a little Heineken Light.” 「蛇皮ジャケットはどんな場面でも合うわけではないが闘蛇イベントにはピッタリ」−つまり、“Occasionally Perfect”(時々パーフェクト)とは「特別な存在」であり「いつでもピッタリの日和見的存在ではない」とのメッセージがこめられている(たぶん)。テイストは最近のHeinekenの大ヒットCM‘The Entrance’‘The Date’とそっくりです。
FREITAG “F49 FRINGE Backpack”

2台のバイクで両側から引っ張ったり、バックパックをかついだ人をバックパックにフックをつけて吊し上げたり、金槌でたたいたり、バックパックの強度をひたすらアピールしてるんだけど、そのシュールなリズムに惹きつけられます。
DASH“Do Me a Big Hug”

途中まではよくある「セクシー」をフックにしてDASHで洗濯したシャツの「肌触りの良さ」をアピールする作戦だけど、「CMは終わった」という設定でメイキングっぽいシーン(「カット!」の声にも離れない女)を流し、その中で女性モデルが演技でなく本気で「肌触りの良さ」を感じていることを演出している。その白々しさが逆にいい感じ。
WWF“The world is where we live”

2画面で人と動物の動きをシンクロさせ、「共存共生」のメッセージを伝える。その演出が感動的です。
U.S. Air Force “MEDEVAC”

アメリカ空軍による救命活動を描いた作品。“It's not Science Fiction.”(これはSFじゃない)。人気映画やTVで目にしているようなことを私たちは普段からやってるんだ!ってアピールですね。