Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

「試すのは簡単、成功するのは難しい」と、行動してもらえるかも




Esteban Ortega(aka the Dip Desperado)なる男の悲哀に満ちた物語。かつて「Doritos投げ」(額にチップをあてて祈り、数m先のソースに向けて投げ、ディップさせる)のチャンピオンとして栄華を極めたEstebanは酒に溺れ、チャンピオンの座を奪われ、完全に「過去の人」になってしまったけど、そんな彼に復権のチャンスが訪れた所でビデオは終了。そして、「その続きはみんなが演じてくれ!」という訳で、Facebook App, スマートフォンAppによる「Doritos投げ」ゲームが準備されており、稼いだポイントに応じてユニバーサルスタジオ・フロリダへの旅や英・シルバーストーンサーキットでのドライビングなど、1000の賞品が提供される。
このキャンペーンをトリガーに学校や職場で「リアルDoritos投げ」を流行らせようとか、「リアルDoritos投げ」ビデオをYoutubeにアップしてもらおうという魂胆でしょうか。「試すのは簡単、成功するのは難しい」というのが、みんなに行動してもらう1つの条件だと思うので、可能性はあるように思います。日本だと「食べ物を投げるのは行儀が悪い」とか「大切な商品を投げるなんて考えられない」という意見が出てきそうだけですね。