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ピントなんて撮った後から調整



カメラと「ピントの調節」は一対のものだと思っていたけど、これからはカメラ操作の煩わしさの1つである「ピントの調節」が不要になるようだ。正確に言うと、撮影後に自由にピントを変えられるようになる。これは、Lytroなる企業のテクノロジーで既存のカメラメーカーに技術提供するのでは無く、独自での製品化を目指しているようだ。例えば上の写真は、左側にピントがフォーカスされているけど、右側のぼんやりした部分をクリックすると、それだけでピントが移動する。この瞬間はかなり鳥肌もので、LytroのPicture Galleryで体験できるので是非トライして下さい。
この技術が普及するとプロカメラマンの需要がかなり減ることになりそうです。昔、マッキントッシュが写植屋を廃業に追い込んだことが思い出されます。写植屋に勤務していた知人が「何年もかかって身につけた技術が一瞬で役立たずになった」と言ってました。新しい技術は偉大だけど残酷でもあります。