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911の疑惑に再びフォーカス


今年の9/11をもってあの忌まわしい米国本土を襲ったテロから10周年を迎える。先日のビンラディン殺害でこの事件も1つの節目を迎えたけど、以前から語られている陰謀説は根強く残っているようだ。この"Remember Building 7" と名づけられたTVCMは911の遺族や建築家、エンジニア及び“the NYC Coalition for Accountability Now”“Architects & Engineers for 9/11 Truth”といった非営利団体が中心となって寄付を募り、制作されたもので、航空機が衝突したことによりWTCの2棟が崩壊した一方で、何も衝突していないのに崩壊した、WTCの脇にあったBuilding7の存在について「思い出す」ことを呼びかけている。
これ、前政府は炎がビルを崩壊させたと結論づけたんだけど、専門家によるとそれは「あり得ない」とのことで、前大統領ファミリー絡みの陰謀説としても語られていた話題。オバマ大統領の就任と共に消え去ったかと思いきや、まだ根強く残っていたんですね。このTVCMは6/6〜24まで約3週間に渡ってNYCの15のチャンネルでオンエアされ、100万人以上へのリーチを予定している。例えば、日本で原発関連のTVCMをつくったとして、どの放送局もオンエアを受け付けないでしょう。そういう意味で米国は懐が広いと思う。