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悪ふざけの衝動


小さなブランドが大きなブランドに対抗する為に、世間体を気にする大きなブランドでは決してできない「悪ふざけ企画」をやってみたいという衝動に駆られることがあるのはわかる。そして、やってしまった後の何とも言えない「気まずさ」みたいなものを感じるのもわかる。
テレビゲーム用コントローラを創っている“Xtend Play”もそんなブランドの1つだと思う。“Nude Gaming Party”なる素っ裸の男女が入り交じって“Xtend Play”のコントローラを使ってゲームを楽しむというイベントを実施したんだけど、この「やっちまった感」が半端無い。しかし、小さなブランドは途中で「やっちまった感」を感じたとしても、予算がもったいないからという理由で最後まで「やっちまう」という悲しい性を背負っている。私としては悲しすぎて見てられませんが、視聴数は1週間で90万超えと上々。でも、コントローラのことが視聴者の頭の中に残っているとは思えません。