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プリウスのローラーコースターはエネルギー不要


ローラーコースターは子供たちが大好きな乗り物である一方で多大なエネルギーを要する。この問題を解決すべく、プリウスのHybrid Synergy Drive システムやバッテリー等を使って、エネルギー不要のローラーコースターを開発するというプロジェクト“Prius Roller Coaster”が実行された。そして、時速15マイルで全長21mのトラックを走行することにより、逆に6000Wの電力を発電し、トラックサイドの電飾を含め全ての電力をまかなうことに成功した。
これは、「トヨタのテクノロジーで世の中を良くする」という意志を具現化すべく立ち上げられた“Ideas for Good”なるキャンペーンの一貫で、その他にも「ソーラー発電付き災害避難用テント」、トヨタのT.H.U.M.S.なるソフトウェアを活用してつくった「アメリカンフットボール用衝撃吸収ヘルメット」などがある。


クルマの技術をクルマ以外の場面に活用するというのが、上のビデオのコンセプト。一方でTVCMではクルマの技術を紹介している。


トヨタのクルマがいかに安全で、その技術がクルマ以外の場面でも役に立つほど優れているかをアピールしている。あの事件以来、米国ではこういうアプローチが多くなっている気がします。