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友達と協力してCoca-Colaを買う


ここしばらくの間、ベンダーを使って驚きを与えることが「マイブーム」かのようなCoca-Colaが世界7カ国で展開した“Friendship Machine”。ベンダーの中にスタッフが入り、驚きの仕掛けを提供する“Happiness Machine”と異なり、友達に肩車してもらわないとコインを入れたりボタンが押せないというという、友情をテーマとした巨大ベンダーで、1本の料金で2本もらえるボタンが最も高い位置にセットされている。つまり「友達と協力して買って、仲良く分け合ってね!」ということだ。見る限り、大学構内に設置しているようなので、この後の授業や食事、Facebookでの会話が、ベンダーの話題で盛り上がったのが透けて見えます。
「不便」を楽しく感じさせることができるかどうかは紙一重だと思いますが、Coca-Colaって、そういうツボを心得てるとつくづく思います。