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続くNikeのレブロン支援。今度はアニメキャラクターに。



今季、クリーブランドからマイアミへ移籍したNBAのスーパースター“レブロン・ジェームズ”をフューチャーしたNikeのTVCM“What Should I Do?”に対して、クリーブランドのファンによる痛烈な「怒りのレスポンスビデオ」があったものの、不屈の帝王 Nikeレブロンを更に超越的レベルのスーパースターへと押し上げようとしているようだ。
青少年に対して、家族の大切さやドラッグの恐怖、クラスに出席することの大切さなどを啓蒙するアニメシリーズがそれで、主役はレブロンの4つのパーソナリティを描いたキャラクター。メインは16才の“Kids LeBron”そして本人が声を担当するビジネスマンの“Business LeBron”、賢人の“Wise LeBron”、“Athlete LeBron”。このプログラムにはHPとIntelがサポートし、レブロン自身のオフィスである“Mr. James’s company Spring Hill Productions”がプロデュースするようで、‘The LeBrons’と題された最初のシリーズは5-6分のストーリー×10本で構成され、レブロン本人のウェブサイト“lebronjames.com”及びYoutubeチャンネルで公開される予定。また、DVD等の収益の一部を“The Boys & Girls Clubs of America Organization”に寄付する仕組みになっている。
この4つのキャラクターというアイデア、実はNikeの過去のTVCMで採用されたことがあるらしく、実写版の為、本人が1人4役で出演している。


レブロンがジョーダンのようなスターになる為には、依然怒りが冷めていないクリーブランド市民からの支持も必要になってくると思うけど、そちら方面には時間が必要で、派手にやりすぎると逆に反感を買う状態。でも、Nikeは畳み掛けるんですね。もしかすると、クリーブランドからの再度のレスポンスが拝めるかも知れません。