Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

究極のゲリラアート



人気の無い暗闇のNYC地下鉄の廃墟となった駅で、パトロンもコレクターもアートファンも誰も招待されない一風変わった一夜限りの(たった2時間半の)アートイベント“The Underbelly Project”が開催された。New York Timesによると、これはストリートアーティストであるWorkhorseとPACが2年前に企画し、世界的に著名な何人かを含む103人のアーティストを巻き込み、1年半の歳月をかけて秘密裏に製作された「違法」プロジェクトで、“WE OWN THE NIGHT”(今夜は俺たちのものだ)という挑発的なスローガンを掲げている。検挙を警戒し、現在でも秘密にしている空間もあるようだ。
廃墟というのはアーティストにとってもそうだけど見る側にとっても魅惑的。これから人口が少なくなって必要な空間が小さくなっていく中、廃墟をアートに開放できれば、極小資本で無理して新しい何かを建てるよりは街の為にずっといい。兎にも角にも彼らが検挙されず、破天荒な活動を続けていけることを願う。
※現在製作中のプロジェクトサイトはこちら
New York Timesがリリースしたビデオはこちらで。