Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

あの頃のアメリカは良かった...。


オバマの歴史的な大統領選勝利から2年。米国は11/2に中間選挙を迎えようとしている。この時期になると雨後の竹の子の如く出てくるのが、共和党支持団体によるネガティブキャンペーン
“Mourning in America”(悲しみに暮れるアメリカ)と題されたこのTVCMは、“Citizens for the Republic”なるレーガン政権のメンバーにより組織された団体がリリースしたもので、1984年の大統領選(レーガン2期目)でオンエアされた"It's morning in America again"のリバイバル版といっていい内容である。当時のメッセージは、「レーガンのリーダーシップのもと、自信と誇りを取り戻そう」といった内容であったが、今回の“Mourning in America”は、オバマ政権を痛烈に批判する内容となっている。
「今日、1500万人の男女が仕事の機会を持たず、夕暮れまでに2,900家族が家から閉め出される一方で、今日の午後、6,000の男女が結婚する。そして、それらの子供1人につき30,000ドルの国の借金を分け合うことになる。もっと小さく、もっとケアしてくれる政府へ」
共和党支持者にとっては今尚人気が高いとはいえ、今は亡きレーガンを選挙にかり出すとは。民主党にとっては厳しすぎる内容だけど、この借金、どの政権がつくったのか、と尋ねたい気もする。
※1984年"It's morning in America again"