Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

オフィスのPCの前でストレスを溜め込んでいる人へ



SUVのウリは、やはり走りの爽快感。だからこそ、オフィスのコンピュータの前でストレスに満ちあふれている人たちを救ってあげたいとSUBARU XV(豪州)はお考えになられた。そして、立ち上げたキャンペーンが“SUBARU XV RESCUE”。
オフィスで無気力になってしまった人たちを診断し、SUBARU XVに乗り込んで、マリンスポーツなどのアクティビティに連れ出すというヴァイラルビデオと同様に、キャンペーンサイトでも、ユーザー自身を診断してくれる企画が準備されている(インタラクティブ映像企画)。
レスキュー隊がSUBARU XVでユーザーの元に駆けつけると、すぐさまFacebook Connectを要求され、許可すると診断が始まる。まず、最初にライトを目の前でぐるぐる回され、マウス操作でそのライトの動きを追わなければならない。これが少しでも鈍いと、無気力などと最悪の診断を下される(ちなみに私は無気力だった)。次に脈拍をとるのだが、当然、ユーザーの脈ではない。そして、最後に聴診器を当ててくれるが、これも勿論フェイク。そして、人体図が描かれたそれっぽいフォーマットで診断結果が提示されるのだが、私の場合は結構酷いものになった(この診断結果をFacebookに公開するかどうかと尋ねられる)。
そして、ここから選択肢が2つ。1つは、試乗してスッキリしたいという人は試乗予約をとれる。もう1つの選択肢は、“Rescue Me”(私を助けて!)である。これは抽選で海や山のアクティビティツアーが当たる懸賞企画だ。
ネット越しにアクティビティ体験までできると期待していたので少々残念だが、自動車販促の鉄則とも言える試乗会に誘導する方法としては面白いと思う。クルマに関心があれば、勢いで予約することもありそうな気がする。