Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

大好きなミュージシャンでてきた「あなた」



BONO,マドンナ,ジョン・レノンからなるあなたのビジュアルをつくって差し上げます。−ブラジルのBillboard Magazineが仕掛けた“Billboard Yourself”は、音楽ファン垂涎の企画である。
ロックバーに設置された専用マシンの「つまみ」をひねって、大好きな3人のミュージシャンを選択(各々がRGBの3原色になっている)。3人を「ドット」として描かれる自分自身をディスプレイで確認し、ポーズを決めて撮影ボタンを押すだけで、ビジュアルが自動的にFlickrにアップされるという仕掛けだ。
点で起こしたことを面に拡げる装置が充実していなかった(4媒体しかなく、コストも高かった)何年か前であれば、このようなマシンの制作コストは捻出できなかったし、それがイベントという分野に予算をかけづらかった理由の1つでもあると思う。そう考えると、ローコストで話題を拡げる装置が確立されている今は、「驚かせること」に目一杯集中でき、イベント会社にとっては本領発揮できる環境が整ったと言えるのではないか。