ユーザージェネレーテッドの匙加減
ユーザーに何かを考えてもらったり、創ってもらったり、ユーザーに多くを望むと参加規模は小さくなり、関与が浅いとエンゲージメントもそれなり。「どの程度求めるか?」世の企画担当者にとってその匙加減は悩ましい限りと察する。
そんな所にこのキャドバリー(豪州)のキャンペーン“It's No Picnic.TV”。Picnicとはキャドバリーが販売するチョコバー。ユーザーに求められることはこのチョコバーを30秒以内に食べること(結構大変)。そして最後に“Picnic, It's no Picnic”と言うだけ(但し、ほぼ全てのケースで口の中に詰め込まれたチョコが邪魔をして言えていないが...)。これらをWebCamで撮ってアップロードするだけ。すると豪州の放送局でTVCMとしてオンエアされるとのこと。既に200以上の作品がオンエアされており、まだ募集中。(但し、豪州在住者に限る)
WebCam付きのPCは多くなってるし、30秒なら携帯だって撮れてしまう。テレビに出れば素直に嬉しい。この匙加減を学びたいと思ふ。