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無名アスリートにスポットライトを


世界中の熱い視線を浴びる五輪であるが、その視線の先にあるのはほんの一握りの選手だけである。しかし、メダルにも届かず、メディアにも取り上げられない、それ他大勢の選手にも幾多のドラマチックな物語がある。
五輪スポンサーのPanasonicは、そんな五輪を陰で支えるアスリートのドラマチックな物語に注目を集めるべく、“One Winter, Five Dreams”を展開なさっている。
これは、5人の無名アスリート---エチオピアの“Robel Teklemariam”(クロスカントリー)、ニュージーランドの“Katharine Eustace”(スケルトン)、トルコの“ Tugba Karademir”(フィギュア)、日本の“Kazuhiro Koshi”(スケルトン)、アルゼンチンの“Clyde Getty”(フリースタイルスキー)---にフォーカスし、彼らを紹介する映像をYoutubeにアップすると共に、彼ら自身がブログを通じて世界中の人たちとコミュニケーションする機会を提供するというものである。
また、五輪開催に先駆けて一般を対象としたGold Bloggerなる五輪リポーター・コンテストを開催。選ばれたイリノイ州のAaron Harrisさんをバンクーバーに招待し、五輪会場の生情報を発信している。
驚いたのはアスリートたちのブログが結構更新されているということ。有名選手だと恐らくこうはいかない。有名アスリート争奪戦の中、この逆バリ的発想は素敵である。