Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

Nikeの素敵な表現


Nikeという会社は、タイミングが良いというかやり方がイカしてるというか。いつも関心させるNikeが、ワールドカップの組み合わせ抽選会に合わせてアムステルダム広場で実施したゲリラが“Bezet Tape Attack”。
白のビニールテープを使ってワールドカップの巨大ドローを描き、オレンジのビニールテープでオランダ(オランダのナショナルカラー=オレンジ)の勝ち上がりを表現。そして、ウィニングスポットに“Bezet”と記した。これは、何年か前のオランダ女王の祝日に人々がオランダの土地はオランダ国民のテリトリーであること主張する為にストリートマーケットに書き込んだ言葉だ。(“Bezet”とは占領するというような意味がある)
広場に単にドローを描くだけでも充分インパクトはあるが、“Winner”等のありていな言葉を使わずに“Bezet”というオランダ国民に響く言葉を使うところがNikeたる所以ですね。
あと、こんな風にゲリラやイベントをそのままCMにしてしまうという流れが最近多いように思います。