地球上どこかの海に浮かぶ無人の島。それが今度のDieselのキャンペーンの舞台だ。その名を“Diesel Island”と呼び、Land of Freeを模した“Land of the Stupid, Home of the Brave”(バカの島、勇気の国)とのキャッチフレーズが付けられている。これは、かねて…
名もないバンド“Mermonkey”がアメリカ大陸横断のライブの旅に出る。マネージャーもライブスタッフもいない。あるのは、3人の若者と楽器、そしてオープンカー、以上。こんな冒険的で、若者気質に溢れ、制御不能の楽観主義を感じさせるアメリカンな旅を仕掛け…
1/17の“Martin Luther King Day”にタイミングを合わせてリリースされた“MLK SALE”と題するカリフォルニアのサーフショップの広告が物議を醸している。MLKとは勿論、60年代の黒人解放運動の指導者“Martin Luther King”のことであり、この広告に掲載されている…
南アフリカワールドカップでの悪夢を振り払おうとしているのか、フランス代表のユニフォームサプライヤーがadidasからNikeへと変わることが1/17に発表された。このオールドスタイルを強く意識したデザインの胸にはFFF(French Football Federation)と刺繍され…
羊の「オナラ」に含まれる温室効果ガスよりもプリウスが排出する温室効果ガスの方が少ない、との主張。でも、プリウスはゴミにもなるし、特にバッテリーは廃棄処分が大変だし、調達プロセスではもっと温室効果ガスを排出しているかもしれない。「木を見て森…
「雑誌広告が見るだけのものであれば、それはもったいない」とでも言いたげなこの広告はCarlsbergが欧州で展開するもので、ガイド通りに雑誌広告をちぎって、丸めて、折り曲げると、あら不思議「栓抜き」になるという仕立て。"Probably the best ad(beer) in…
全世界が注目したチリの救出劇は、既に映画化されることが決定されているようだが、気の早いクリエーターがそのポスターをつくってしまった。タイトルは“Waiting for Phoenix”。 実際の救出劇があまりに感動的だったので、映画製作者に課せられたハードルは…
ミラノの街を駆け抜けるのはイタリアのスプリンターでありロングジャンパーの“Andrew Lowe”。彼が走った後には残像のようなものが残り、最後はその残像がZoetrope(回転のぞき絵)に収斂される。 これは、Nike Runningがイタリアで立ち上げた“Corri senza fren…
8/13に全米で公開された映画“The Expendables”のポスター。名だたる出演者が過去に殺した人の数を作品毎にカウントしている。1位は「ロッキー4」「レットスコーピオン」のDolph Lundgrenで632人。次いでSylvester Stalloneの340人。 「この作品でもいっぱい…
“Kids shouldn't watch too much TV.”(子供はあまりテレビを観ない方がよい)。確かにそうだが。LEGOという企業が発信するメッセージとして「さしでがましい」と思われることも恐れず、かなりの思い切りが必要であったのではないか。
昨年、Reebokが「これを履いて、歩くだけでお尻と足が美しくなる」という謳い文句でEasyToneなるシューズをリリースした時、何とも馬鹿馬鹿しいと思ったのだが、今や、ReebokとSketchersは10億ドル規模と言われるこの新しい市場のリーダーとして君臨するまで…
あらゆる社会システムをITによりインテリジェントで効率的にする“Smarter Planet”キャンペーンを昨年来実施しているIBMの不思議系グラフィック。 “Now food can tell you how fresh it is.”(今なら、食べ物自身がどれだけ新鮮か教えてくれる)−つまり、「食品…
Madonnaが出演するDolce & Gabbanaの2010-2011 A/Wの広告。Madonnaは相当お年を召していらっしゃるが、余裕で20代前半の男とつきあえる(結婚できる)希少な女性であるとみんなが思っているだろう(たぶん)。そんな世間の想像をビジュアル化したような広告に仕…
Volkswagen“The Fox”のプリント広告(ブラジル)。インテリアを強調する新手ですな。
2年連続NBAレギュラーシーズンのMVPを獲得したスーパースター「レブロン・ジェームス」がクリーブランドを去ることになり、地元紙“Cleveland Plain Dealer”が一面でそのもの悲しさを表した。 レブロンの右手から引き出された注釈には「在籍7年間でチャンピオ…
Levi'sは昨年立ち上げた新タグライン“Go Forth”を継続するようだが、今年のキャンペーンは、昨年とは少し違った趣のようだ。“Go Forth”というメッセージには、この悲観的になりがちな時代にポジティブになることを促す意味が込められており、昨年は特に若者…
“Don't Go Zombie”とお叫びになっているのは“Virgin Train”。“Virgin Atlantic”や“Virgin Mega Store”“Virgin Mobile”などでお馴染みのVirginグループの鉄道部門で、“Don't Go Zombie”とは、つまり、「自動車なら渋滞、飛行機ならディレイというゾンビに気を…
“American Apparel”(ファッションブランド)が5/6,11,22,31にTronto transit stationのデジタルスクリーンに掲出する広告が話題になっている。背骨が大きく曲がり、右足が左足よりも短いモデルの彼女はJes Sanche(25才 カナダ人)。生まれながらにして遺伝子に…
世界中で拘禁や殺害されたジャーナリストの救出と家族支援、メディア規制の動きを監視・警告する非営利団体「国境無き記者団」が25周年を記念してリリースしたグラフィック広告。上から、キム・ジョンイル(北朝鮮)、カダフィ(リビア)、アフマディネジャド(イ…
数少ないシンメトリーでないクルマの1つ“Nissan Cube”(仏)が、多数派に対して“Symmetry Sucks(シンメトリーなんてくだらねぇ)”と言い放っている。そして、引き合いに出されたビジュアルがこれ。 人の顔がこれほどまでにシンメトリーに耐えられないとは...。
“If she looks hot, you're too drunk to drive. ”(彼女がホットに見えるなら、運転できないぐらい酔っています。 ワイオミング州政府の“Dept. of Health(健康関連のセクション)”がリリースした“Where do you draw the line?(どこで区切りをつけるの?)”キャ…
“Great Ideas Come From Great Coffee.(素晴らしいアイデアは素晴らしいコーヒーから)” スウェーデンの図書館でNescafeを飲むカップルが増えなければいいが。
今夏、ワールドカップが開催される南アフリカの新聞社“Cape Times”の広告。 “In-depth news investigated from every angle. Know all about it.”あらゆる角度からの調査で深く掘り下げられたニュース。私たちは全てを把握した上でニュースをお送りする。 「…
1/4のUSA Today(米国唯一の全国紙)に掲載されたAflacの広告。Aflacのシンボルであるアヒルのシルエットが株価欄にデカデカと表示されている。そして、記事下には“you don't know quack.com”へと誘導する広告(quack=アヒルの鳴き声)。米国では新聞社の業績が…
昨年末、Calvin KleinとD&Gを例に「不況に苦しむラグジュアリ・ブランドがセックスをその一部に取り込むことで人々の関心を惹きつけようとしている」と書いた。そして、今日、新たに下手物領域への参入を決意したブランドを発見した。そのブランドとは“Lanvi…
というわけでは無いと思いますが、恐らく興味を引く為に、こんな手法を採用したのだろう。 これは、University of Phonexの雑誌広告で、モールス符号を使って表現されている。そして、キャンペーンサイトにアクセスすれば、デコード(解読)できるというわけだ…
新しいAxe Day & Axe Nightの雑誌広告。左側のビジュアルが通常の誌面。そして、夜9時以降に所定の番号にMMSを送ると、モザイク部分の画像データを受信でき、広告に重ね合わせることで、お楽しみビジュアルが拝めるというわけだ。 3,4年前に自動車のMINIが、…
中国のリサイクル企業が古本をリサイクルし、トイレットペーパーをつくっていることをアピール。彼は、中国でもこんな扱いだったんですね。